不動産名義変更をするにはどんな手続きが必要になる?

不動産名義変更と簡単に言いますが、不動産が多数で法定相続人も多数といった場合には、簡単にすすみそうにはありません。

想定できるポイントをお話ししておきます。

●遺産分割協議書までたどり着ければ一安心。

「多数の不動産を残した」というのが気になります。

また「法定相続人が多い」というのも気がかりです。

財産贈与でもめ事が予想できるようなので、まず弁護士と司法書士に手続きに加わってもらいましょう。

通常は相続人が一同に会して遺産分割の配分を協議し、「遺産分割協議書」に合意の旨を記載すればそれで大きなヤマは越えられます。

●負債や借金などマイナスの資産を調べる。

小さな不動産の遺産分割でももめることが多くありますから、当初から弁護士に入ってもらうのが有効な手段です。

同時に、多くの不動産を残したケースでは、負債・借金がどれくらいあるかも気になります。

遺産分割では、プラスの資産もマイナスの資産もともに相続することになるので、この件については徹底した調べが必要です。

場合によっては抵当権をつけた相手と話し合って、借金を解消しておく必要があります。

●弁護士や司法書士が入って不動産名義変更を行なっても、半年以上かかるケースもあります。

もめれば棚上げ・凍結もあり得ます。

不動産物件が多い場合に厄介なのは、「売却して現金にしてくれ」と法定相続人から要求される場合です。

不動産名義変更を行なって売却するまでに時間がかかり、その金額で納得してもらえるかも問題です。

詳しいプロセスは弁護士に聞きましょう。